じゃがいもが無くなりません。

近所に大量に配ったにもかかわらず
白い根菜は容易に段ボール箱の底を
のぞかせてくれません。

さらに悪いことにポテトサラダ食いあきた。
昔の人が戦後イモばかり食いあきたと
聞きますが、この飽食の時代一週間で
ギブアップです。

と、いうことでじゃがいも料理のプロを
お呼びしました。
俺の妹。リアル妹様です。

彼女はフィンランド料理ができるのです。
フィンランドいえばイモ。じゃがいもです。
食いあきたこの口にあう、子供も喜んで食べる料理を
作ってくれとリクエストしました。

一時間くらいで彼女が手際よく作った料理は・・・
・ポテトサラダ。
・肉団子
・クリームソースのじゃがいもグラタン
これがおいしかった。
じゃがいも風味に飽き飽きしてたわれわれの
口に新風を送り込んでいただきました。

ポテトサラダはあっさりしっとり仕上げ、
じゃがいも白さがまぶしい出来でした。
調味料のくどさがないため、どうとでも食べられる。

肉団子は表面を焦げ目がつくくらいフライパンで焼き、
その後オーブンでじっくりと中身を焼くため、
表面はかりっと仕上がり、内部は柔らか。
特別な味付けはしていませんが、
肉のうまみでけで食べられます。

そして、メインのじゃがいも料理は
生クリームで味付け。
くどくないけどコクがありあとを引かない味付け。
じゃがいもくささを消しながらも、
味付けと食感の素晴らしいハーモニー。

感心したことが二点。
オーブンの使い方がうまいとこういった風合いの料理が
できるんだと思いました。
表面が焼けながらもふっくらと仕上がる。
なるほど、器具は使いようだ。

また、生クリームを使うと
こういった味が出せることに驚きました。
我々では味わうことがない味でした。

今回は俺の自宅で料理してもらいましたが、
いつも使っている同一環境で
一味違う料理を作ってもらうと
同じ食材でもアプローチと料理思考が異なると
アウトプットも異なることに新鮮な感動がありました。

一種のパラダイムシフトですね。

同じ仕事を任されても人によってアウトプットは異なります。
同じ環境・同様のツールでも同一アウトプットは導かれません。
じゃがいも料理ですらこの有様です。
企業は作業の平準化を進めるために、
マニュアル化を進めたりしていますが、
結局人についてくるものの大きさは計り知れないと思いました。

たかだかじゃがいも。されどもじゃがいも。
今回のじゃがいもはいろんな体験をさせていただける
本当にいいもだ。
じゃがいもに感謝!!
まだ残ってるけどね。

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