ガチ☆ボーイ

2008年9月21日 映画
久しぶりに新作を借りました。
それぐらい期待していました。
ガチ☆ボーイ
学生プロレスの話なんですが
これがプロレスだよね!という話でした。

素人がいうのものあれですが、
やられてもやられても立ち上がり、
限られた武器で大逆転。
その瞬間プロレスラーの人生が
透けて見える時があるじゃないですか。
それを味わわせてくれたすごい映画でした。

原作が舞台劇なのも納得。
なんかそれっぽい臭いがする。
しかしながら舞台劇のご都合部分や
投げっぱなしのストーリをきちんとまとめたのは
この映画の素晴らしいところだ。

あー、くどくなるけどもう少し。
序盤のだるさが、
中盤の主人公の秘密暴露から急激に締まりました。
画面もボケたピントがぎゅーっとしまる感じです。
後半の暴露とカタストロフィー。
ばらばらになりそうなストーリが、
最後のリングですべて結合して決めポーズ。

うわー、すげー話だ。
とても満足度が高い話でした。
お勧めです。

レッスン!

2008年6月29日 映画
レッスン!
最近見てもいいかなーと思っている映画は
「僕の彼女はサイボーグ」である。
問題は誰も一緒に誘えない・・・
一人で行くのもさみしい・・・
レンタルが出てからこっそり夜中に見ますか。

で、夜中にひとりこっそり見た映画。
レッスン!
お客様の待合室で予告編を見て、
これは面白そう、と思った映画だ。

まず、学園ものというシュツエーション。
落ちこぼれクラスのメンバーが社交ダンスを通じて
人生の見方が変わっていくというストーリ。

さらに主演のアントニオ・バンデラスの男っぷり。
人生を額のしわで演技できる男に俺は弱かったりする。

娘が寝静まったころ、
気楽に嫁と一緒に見てもいいかな、と思って借りてきました。

嫁は爆睡してさっぱり起きません。
まぁ、ある種想定の範囲です。
社会人は細かいことで腹を立てない!!

ストーリ全体はいい話でした。
生活することに戦う生徒たちに対して、
社交ダンスを通じて何を伝えることができるのだろう。
ピエール・デュレイン氏の言葉と行動の一つ一つが
重みを持って響きます。

絶望の中に希望を見出し、
何度も迷いながら前進後退を繰り返し、
自分の中にすこしづつ自信を積み重ねそして挑戦する。
まさに王道な映画です。

が、残念な点も散見されます。
社交ダンスとHipHopの融合をしようとする試みが
ストーリの中で違和感を出してしまいます。
特にラストシーンですべて台無しです。

これは文化の違いなのか?
それとも監督の意図なのか?
思わずその無残さに早回ししてしまいました。

セリフおよび演技は際立っていますが、
ディテールの細かさがいい加減で
満足度が大幅に落ちてしまいました。

細かいことを気にしな人向けかな。
でした。
訳ありでペアチケットが手に入ったので、
ご近所のお友達と一緒に見に行きました。
男性二人でライラの冒険というのも、
はたから見るとある意味冒険なわけで。

ラゾーナ川崎プラザの5階にある、
109シネマズ川崎に来たのですが、
こんなところに映画館があるなんて知らなかった!!

広いラウンジは子連れがたくさん。
どうやらドラえもん、ワンピースなど
春休み映画公開中だからな。

4年ぶりの映画館はおしゃれな感じ。
チケットを当日券に変更すると、
席は指定席。へーこうなっているんだと
感心しながら早速男二人連れだって入場。
めんどくさかったので、日本語吹き替え版で視聴です。

シアターはこじんまりした感じで
客席数も120席程度。
上演15分前ぐらいから人が入り始めました。
小学生5年生の男子3人組みとか、
女生徒達の集団、子供家族連が多くいましたが、
もちろん30代後半の男連れなぞどこにもいません。

我々は早々に受付したので、中央の一番いい席に
どしんと陣取りました。
ますますめだっちゃう・・・。

3月1日公開の2週目でもあり、入りは40名程度?
そうこうしている間に予告編が始まりました。
予告編でおなかいっぱいです。
映画の予告編っていろいろと想像できて
わくわくできていいよね。

などと思っている間に、本編がスタート。
内容は、よくまとまっていました。
まぁ、対象年齢外れている我々からすると
感情移入もできず、冒険のわくわく感にも浸れず
普通に見ていましたが、しっかりできている。
が、なんというか・・・
普通に時間つぶしの感が否めない。

例えばお友達から「どうだった?」と聞かれたとき
「面白かったよ。時間と暇があったら行ってみたら」と
玉虫色の回答になってしまう。

映画ってつくづく対象年齢に入っているかどうかが
重要だと感じました。
やはり自分のストライクゾーンを外しているかどうか、
それをきちんと見極めねば。

原作を読んでいない我々にも内容がよくわかる
きちんとした物語の構築は素晴らしい。
登場人物の役割もきちんとわかるし
お金をきちんとかけてたな、というのも分かりました。

ただ、対象がわれわれ30代後半男性でないということで。
と、実に微妙な評価でした。

じゃぁ何見に行きたい?と改めて問われたら
 ?ガチ☆ボーイ
 ?仮面ライダー電王&キバ/クライマックス刑事
 ?超劇場版ケロロ軍曹3
うーん、それはそれで誰も一緒に行ってくれないし。
などと、別な意味で映画の楽しみ方について
考えさせられたお話でした。

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